塾生たちの成長

明鏡塾から見えてきたことー日野晃

 

「明鏡塾」を正式に開いてみて、「開いてよかった」とつくづく思います。
開講にあたっての問題は、理屈にはないこと、目には見えないことが「伝わるのか?」だったからです。

誰の目にも見えるもの、とにかく、日常を過ごしている状態、範疇にあるものであれば、誰もが理解出来ます。

つまり、既に意味づけされて固定概念の中に入っているものであれば、何の抵抗もなく理解できるということです。

しかし、その固定概念に対して疑問を持つ、あるいは固定概念を越えようという目的を持つ。
これは、自分の考え方を広げる為、自分に縛られない、習ったことに囚われない。
つまり、ニュートラルな視点を持ち、先入観無しに相手の方、患者さんに接する為に必要不可欠な作業であり感性だからです。

また、本当の意味での「関係」は、言葉の理解や気持ちの理解、というような、こちら側の「理解」という頭の働きの中に有るのではありません。
理解の共有ではないのです。

そういった判断を超え、相互に無意識的に「感じあっている」という状態が本当の意味での関係です。
その状態になれば、相手も自分も、相互に判別付かない精神状態になっており、そこにある種の交換が自動的に行われます。
治療で言えば、もっとも効果の表れる状態です。

ただ、それは皆さんの持つ固定概念の中にはありません。
となれば、伝えるのは難しいと思わざるを得ません。

しかし、それは案ずるよりも産むが易しでした。

受講してくれた全ての人が、6ヶ月後にはそのことを実践として理解し、それぞれの世界で成果を上げてくれています。

これには正直驚きました。
しかし、それが人間の素晴らしいところなのですが、そう唱える私自身が見縊っていたのです。

それは成果ということですが、実際的には、当人の思慮が深くなった、感性が鋭くなった、自分の持つ固定概念に気付いてきた、ということなのです。
レピーターとして、改めて受講してくる塾生の目は間違いなく鋭くなっています。
顔も鋭くなっています。
それは洞察力や好奇心が増した事の現れです。
そして、目的が明確になって来た事の現れです。

つまり、当人達の中に新しい概念が育っているから視点が変わったのです。
そして、少なくとも「人との関係」ということを理屈ではなく、自分達の現場で本当に体感・体現しつつある、ということです。

受講者の方全員が、自己成長の為のキーワードを沢山手に入れてくれたのです。

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どの現場でも同じですが、特に医療の現場では患者さんとの関係性が大事です。

出会った瞬間に「安心感」を持たれなければ駄目です。
瞬間に「信頼」されなければ駄目です。
つまり、本当の意味で一発勝負、真剣勝負なのです。

思い出して下さいね。
あなた自身もそうでしょう。
誰かと初対面の時、第一印象が全てでしょう。

ですから、関係は築いていくものでは無いのですよ。
築いていくのは「信用」だけです。

関係出来るか否かは、瞬間で決まってしまうものなのです。
ですから医療従事者にとっては、その事が患者さんの回復を促進する根本的な事だから大事なのです。

 

「関係性」が大事だと感じている人、確かにその事が治療と関係していると気付いている人、ご自分の技術が明確に反映されていない人。

そういった方は、是非受講して欲しいと思います。
何をどう考えなければ技術は上達しないのか。
あるいは、対処できないのか。

そもそも「身体」をどう捉えていなければならないのか。
というような基本的な事を、実践的なワークの中で受講者全員と学んで行きます。

但し、治療の技術、即席の技術を教えるのではありません。
そちらを期待する方は、そういった技術系のセミナーで学んで下さい。

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