関係ができれば全てはシンプルになる

【一動作で寝ている人を起こす】

医療、介護の現場で、「身体をうまく使えば、寝ている方をラクに起こせます」という趣旨で、さまざまな“コツ”が紹介されています。

それが間違っているわけではありませんが、自分の動作だけに注意がいって、患者さんの状態を感じられていない例が非常に多く見られます。

起こす側は楽かもしれませんが、起こされる側は機械的に扱われているような違和感を感じているものです。

この動画では、「たくさんの手順を踏まなくても一動作で起き上がる」という例をお見せしています。しかし、「このように起こさなくてはいけない」ということではありません。

関係ができていると、つまり相手を感じることで調和できるとどうなるか、その一例です。

寝ている人は、相手に起こされまいとしているのではなく、協力して起き上がろうとしているのでもありません。そのニュートラルな状態で相手がどう変化するのか?

関係がまずあって、そこに技術や知識が加わらなくては本質に迫れません。

本気で、徹底して、相手を感じる、関係することを磨いていくのが明鏡塾です。